映画 ハーモニーを観て思うこと
映画 ハーモニーは伊藤プロジェクトの1つとしておととし、公開された映画です。
内容としてはハーモニーの世界においての日本という国に対しての反発です。これが一つのテーマになっています。
この世界の日本はなにもかもが均一がとれすぎていて健康までもが国によって管理されている世界です。
この世界を真綿でクビを絞められていると表現したのがトァンです。彼女はこの世界から逃げ出す為、あえて日本を出て海外で危険な仕事をしています。
そしてもう1人、重要な人物がいます。この世界の日本を転覆させようと計画をたて、実行をしようとしている、ミァハです。
彼女は日本の行き過ぎた管理社会に対して憎悪を抱き、この世界を変えようとします。
ハーモニーはこの2人を中心に物語が進むのですがこれがとても考えさせられる物語なんです。
今、現代の日本にも通じる話です。人々が優しさでお互いのクビをしめる世界、、あながち他人事でない気がしてきます。もっと楽に自分を大事に生きれば良いのにと思わず考えてしまった物語でした。
近未来のSFが好きな方には堪らない映画です。ただ小説も読むことをお勧めします。